バンマスとは?バンドマスターの役割とリーダーとの違いバンドを始めると、こんな言葉を聞くことがあります。「このバンドのバンマスって誰?」

でも、

  • バンマスってリーダーなの?
  • 何をする人なの?
  • 自分がやることもあるの?

と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、バンマス(バンドマスター)とは、バンドの音楽面をまとめる役割の人です。

必ずしも「一番偉い人」という意味ではありません。
どちらかというと、バンドの音楽の方向を整える“舵取り役”のような存在です。

この記事では、

  • バンマスの意味
  • 具体的な役割
  • リーダーとの違い
  • もし自分が担当するなら意識したいこと

を、バンド初心者向けにわかりやすく解説します。

1|バンマスとは?バンドの音楽をまとめる役割

バンマスとは、バンドマスター(Band Master)の略です。
主に日本のバンドシーンで使われる言葉で、バンドの音楽面を中心にまとめる役割を指します。

1)バンドの方向性を考える

バンドにはそれぞれ、

  • どんなジャンルをやるのか
  • どんな雰囲気の曲を演奏するのか

といった「方向性」があります。

例えば

  • ロック寄りのサウンドにする
  • ポップ寄りの曲を中心にする

などです。

バンマスは、その方向を「このバンドらしい音」に整理する役割になることが多いです。

2)曲やアレンジをまとめる

アレンジとは、曲の演奏の作り方(楽器の入り方や構成)のことです。

例えば

  • イントロの長さ
  • コーラスの入れ方
  • ギターのフレーズ

などです。

メンバー同士で「ここはこうしたい」という意見が分かれることもあります。そのとき、「この形にしてみよう」とまとめる役割を担うことがあります。

3)アンサンブルを整える

アンサンブルとは複数の楽器が合わさってできる音のバランスのことです。

バンマスは

  • 音量バランス
  • 演奏のタイミング
  • 曲のまとまり

などを客観的に見て、バンド全体の完成度を整える役割になることもあります。

2|バンマスとリーダーの違い

バンマスは「バンドリーダー」と呼ばれることもあります。ただ、実際には少し役割が違うこともあります。

1)リーダー:チーム全体をまとめる役割

リーダーは

  • スケジュール管理
  • 活動方針
  • 外部との連絡

など、チーム運営をまとめる役割になることが多いです。

2)バンマス:音楽面のまとめ役

バンマスは主に

  • 曲の方向性
  • アレンジ
  • 演奏の完成度

など、音楽面を中心にまとめる役割です。

3)同じ人が担当することも多い

実際のバンドでは

  • ボーカルがリーダー
  • ギターがバンマス

というように分かれている場合もあります。

一方で、リーダー=バンマスというケースも珍しくありません。バンドの人数やスタイルによって役割は柔軟に変わります。

3|バンマスが担当すること(音楽以外)

バンドによっては、バンマスが活動面をサポートすることもあります。

1)練習やライブの調整

例えば

  • スタジオ練習の予定
  • ライブ出演の調整
  • リハーサルの段取り

などです。

2)ライブハウスとのコミュニケーション

ライブハウスのスタッフやイベント主催者との連絡をすることもあります。こうした関係づくりは、ライブ出演のチャンスにつながることもあります。

3)音源制作を進める

バンド活動では

  • デモ音源制作
  • レコーディング準備

などを進める必要があります。その中心になることもあります。

ただし、すべてをバンマスがやる必要はありません。役割分担をするバンドの方が長く続くケースも多いです。

4|バンマスになりやすい人の特徴

バンマスは「役職」というより、自然とその役割になる人が多いです。

1)曲を作る人

作曲している人は

  • 曲のイメージ
  • アレンジの方向

を持っているため、自然と中心になることがあります。

2)バンド経験が多い人

ライブ経験やバンド経験が多い人は、

  • 音の作り方
  • バンドの進め方

を知っていることが多く、相談役になりやすいです。

3)人をまとめる力がある人

ここで大切なのは強く引っ張る力だけではありません。

むしろ

  • 話を聞く
  • バランスを取る
  • 空気を整える

といった力が役立つことも多いです。

5|バンマスが悩みやすいポイント

バンマスはやりがいのある役割ですが、悩みを感じることもあります。

1)メンバーの意見の違い

バンドメンバーには

  • 好きな音楽
  • 理想の方向

があります。

すべてが一致することは実はあまり多くありません。そのためどこで折り合いをつけるかを考える場面が出てきます。

2)責任を感じやすい

方向性を決める立場になると「この判断でよかったのかな」と感じることもあります。ただ、バンドは一人で背負うものではありません。話し合いながら進める形でもまったく問題ありません。

3)活動と生活のバランス

音楽活動には

  • 時間
  • お金
  • 生活

とのバランスも必要になります。無理のない形で続けることも大切な考え方の一つです。

6|もし自分がバンマスなら意識したい3つのこと

バンド初心者でも意識しやすいシンプルなポイントを紹介します。

1)まず方向だけ決める

最初から細かく決める必要はありません。

例えば

  • ロック寄りにする
  • ポップ寄りにする

など、大まかな方向を決めるだけでもバンドはまとまりやすくなります。

2)意見を一度すべて聞く

バンドの面白さはメンバーのアイデアの違いにもあります。

まずは

  • 全員の意見を聞く
  • その後で整理する

という順番がおすすめです。

3)一度決めて試してみる

話し合いが長くなると、練習が進まないこともあります。

そんなときは「今回はこの形でやってみよう」と決めて、実際に演奏して試す方法もあります。合わなければ次の練習で変えれば大丈夫です。

7|10秒でできるバンマス練習チェック

もしバンマスを担当するなら、練習前に次の3つだけ確認してみてください。

1)今日のテーマを決める

  • サビを揃える
  • リズムを合わせる

2)1曲だけ完成度を上げる

全部直そうとすると大変です。今日は1曲だけと決めると練習が進みやすくなります。

3)最後に録音して聞く

録音して

  • 音のバランス
  • 曲の流れ

を確認するとバンドの成長が見えやすくなります。

まとめ|バンマスはバンドを支える役割

バンマス(バンドマスター)は、バンドの音楽面をまとめる役割です。

ただし、役割はバンドごとに違いますし、必ずしも一人で背負う必要はありません。

むしろ、メンバー全員で作る音楽だからこそ、バンドは面白いものです。もしバンマスを担当することになっても、全部を完璧にやろうとしなくて大丈夫です。

少しずつ試しながら。

その積み重ねが、バンドの音を作っていきます。